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俳句と花と気づいたこと


by okkosama

小さいおうち

ヒロインが犯す小さい罪の向こうに戦争という巨大な罪がある。
戦前の空気は現代の空気に似ているという。

危険な方向に向かっているのに誰も止めることが出来ない。

映画では、庶民がある時期まで戦争を歓迎していたことも
描かれている。

「僕は小学生だったが、周囲は『やった、やった』と大喜びしていた。
戦争に勝つというのは、多くの人を殺したということ
なのにね。そういう想像力が働かなくなるのが戦争の怖さだ」
(朝日夕刊2014.02.07 山田洋次さんの言葉抜粋)

私は戦後生まれだが、母に戦争のとき鉄瓶、鍋などをみんな持って
行かれ、困ったこと。道端の草は都会の人が食べ物として摘んでいった
話をよく聞かされた。
いま、NHKの朝ドラごちそうさんは、その頃の放映に入った。
これから、考えながら見て行こうと思う。
戦争に行かされるのは、庶民です。
息子は絶対行かせたくない。
未来(笑)の孫も。
小さいおうち_f0293491_1171092.jpg

        足下に
          小さな主張
                桜草

by okkosama | 2014-02-08 10:46